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徳洲会グループTQM
新指標に標準化死亡比 新BIツール運用開始

徳洲会グループTQM事務局はセミナー2日目、TQM(Tokushukai/TotalQuality Management=徳洲会グループ医療の質管理)プロジェクトの進捗(しんちょく)状況を報告、「2017年度徳洲会グループQI(Quality Improvement/Indicator)重点指標・新BIツールについて」をテーマに解説した。

BIツールとは、日頃の診療から得られる膨大な情報を分析する経営管理システム。7月から徳洲会グループの2017年度QI指標がBIツールで参照できるようになったことを報告。グループ重点指標に対する各病院の目標設定、また目標や前年同月などとの比較ができるレポートシステム、安全指標、感染指標などを開発した画面を開示しながら説明した。

グループ重点指標のひとつである標準化死亡比は、自病院のトレンドをモニタリングする指標として利用するのが望ましいと強調した。標準化死亡比を算出する際に必要な標準化係数は、国立病院機構が算出した係数を使用。将来的に日本の標準化係数(全国のDPC〈診断群分類別包括評価〉データから算出)が使えるようになれば、国内外の他病院との比較が可能となることを補足した。

続いて、標準クリニカルパスプロジェクトを説明。クリニカルパス(治療計画表)の目的は、①根拠(エビデンス)に基づいた治療やケアの内容を標準化(ガイドラインなどの内容をパスに組み入れる)、②日本クリニカルパス学会が出すBOM(ベーシック・アウトカム・マスター)を使用してアウトカム(結果)の分析を行い、治療やケア内容のさらなる改善を行う(バリアンス=脱落例分析)、③治療のスケジュールを患者さんに説明できる(インフォームドコンセント〈説明と同意〉の充実)、④やるべき医療行為をもらさない、⑤コストの標準化――など。

医療安全に関しては湘南鎌倉病院、札幌東徳洲会病院、中部徳洲会病院(沖縄県)の3病院が、透析室での安全確保の取り組みを紹介。透析室の感染対策では、事前に実施したインフルエンザ対策、抗インフル薬の予防投与の有無や投与基準などアンケート結果を紹介。

現在、鼠径(そけい)ヘルニア、腹腔(ふくくう)鏡下胆嚢(たんのう)摘出術、胃内視鏡的粘膜下層剥離(はくり)術、急性心筋梗塞の4つの標準パスについてシステム構築を進めており、8月に電子カルテ上で配信可能なシステムにし、9月以降テスト運用していくなどスケジュールを説明した。

徳洲新聞2017年(平成29年)8/7  NO.1094 より

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