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各地で健診バス事業スタート

徳洲会グループは、今年度から巡回健診バス事業を開始した。X線装置などを搭載したバスを全国各地の病院に10台導入し、ワーカー世代を中心に健診を実施。これまでのところ健診受診者数は右肩上がりで推移しており、順調な滑り出しをみせている。

被災地の支援にも威力 徳田理事長も深く共鳴

フィルムレスのX線装置で、検査データの管理が容易に(千葉西総合病院)

フィルムレスのX線装置で、検査データの
管理が容易に(千葉西総合病院)

巡回健診バス事業は今年4月にスタート。現在、全国8カ所の病院で行われている。胸部X線のみのタイプ、胸部・胃部X線併用タイプの2種類の健診バスを地域のニーズに合わせて各医療機関で導入し、X線検査のほか血液検査や身長・体重・BMI(肥満度)などの測定を行っている。

巡回健診バス事業の提案者である山崎敏憲・千葉西総合病院事務部長は、「以前から、ふだん医療機関にかかることが少ないワーカー層を中心に、地域の多様な世代の方々に、病気の予防の重要性を知っていただきたいという思いを抱いていました」と、きっかけを話す。

また、山崎事務部長が東日本大震災の被災地を訪問した際に、支援した医療機関の健診バスが被災者に対して骨折しているか否かを検査している光景を見て、病気予防だけでなく災害時にも有用性が高いと実感したことも、健診バス事業に乗り出す動機付けとなった。

当初は、お膝元である千葉県のみで健診バス事業を行う考えだったが、徳田虎雄徳洲会理事長に提案したところ、全国各地で事業展開する運びになったという。

徳洲会グループでは、近年、がん治療や予防医学の推進をグループ全体の方針として掲げており、それらに合致したことも健診バス事業が実現する追い風になった。

最新デジタル装置搭載 プライバシーの配慮も

健診バスを導入した各病院では、健診受診者数が右肩上がりで推移している。これは検査精度の高さはもちろん、患者さんの安心感を高めるこまやかなサービスが好評を得ているからだ。
健診バスに搭載している検査機器は、いずれも最新のデジタル方式。これによりX線検査では撮影した画像が自在に拡大できるため、従来のフィルムを用いた撮影よりも細部にわたる視認が可能になっている。

記録されたデジタルデータは、病院の電子カルテシステムに送信される仕組みで、再検査や治療などで病院を受診することになっても、改めて検査を受ける必要がない。

さらに身長・体重・BMIなどの測定では、数値が計測器から自動でコンピューターに転送されるため、測定結果を読み上げる必要がなく、プライバシーにも配慮している。「先日、健診を受けた女性が重度の貧血であることが判明しました。その方の職業が車のドライバーだったこともあり、運転中に危険な状態になることもあったため、健診を受けてよかったと感謝されました」(並木章・巡回健診担当)。

また同院では、再検査が必要な受診者に病院への診察を促すダイレクトメールを郵送するなど、きめの細かい取り組みを行っており、こうした点も健診受診者の増加につながっている。 病院の職員にとっても健診バスに搭載されたデジタル検査機器は強い味方になっている。デジタルデータ化したことで、患者さんの検査結果を瞬時に見つけられるなど、検査データの管理が行いやすくなったからだ。

着実に実を結びつつある巡回健診バス事業─。社会の高齢化、それに伴う慢性疾患の増加、さらには財政難による医療費抑制策により、病気の予防の重要性が大きな課題として浮上しているだけに、「質の高い健診事業は徳洲会グループの義務です」と山崎事務部長は話す。
健診により病気の予防や早期発見ができれば、患者さんのためになるのはもちろん、厳しい財政状況のなか課題でもあるわが国の医療費の削減にもつながる。

こうしたことから地域の隅々までに出向くことができる巡回健診バス事業は、非常に有意義であるといえる。特に、徳洲会の病院が健診バス事業を行うことにより、病気の予防・早期発見から早期治療に、確実に橋渡しすることが可能だ。

徳洲新聞2012年(平成24年)5/21  NO.824 より

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