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ドクターが少ない病院だからこそ電子情報化が必須~医療法人茨城愛心会 古河病院の事例紹介~

電子情報化がなされていなかった前身の病院からケアミックスの病院に新築・移転するのを機に、一斉に オーダリングシステムを導入した古河病院。当初は医療スタッフたちからも電子化に対する不安が聞こ えていたが、実際に導入してみるとその快適さが実感され、スムーズに電子情報化を進められたという。 もちろん、スムーズな変換で作業効率を底上げしてくれるATOKの存在も欠かせないものになっている。

ドクターが少ない病院にこそオーダリングシステムが必須

徳洲会グループ「医療法人茨城愛心会 古河病院」は、前身の「三和記念病院」が2005年7月にケアミックス病院として新築状態で移転・開院するのと同時にオーダリングシステムを導入した。「実は、徳洲会の本部の考え方としても、古河病院のような大規模ではない病院に情報システムを導入することはそぐわないのではないか、という声もあったのです。大きな予算もかかりますしね。ですが私としては、ドクターが少ない病院にこそオーダリングシステムは必須だと考えていました。手書きの伝票を書くたびに先生方やスタッフたちが走ってオーダーする…そういった作業はドクターの少ない病院ではとにかく効率が悪いですし、いつどこでも即座にオーダーを出せる環境こそが患者さんにとっても大事なことだと感じていましたから」(福江院長)。そういった情報化への強い思いから、開院時はオープニングコストを徹底的に削り、MRIの導入よりもオーダリングシステムの導入を優先させたという。

なお、徳洲会グループでは電子カルテの導入や病院運営管理ツールなどをさらに活用し、グループ内の医療活動支援を行うべく2009年に「TIS(徳洲会インフォメーションシステム株式会社)」を設立し、情報システム関連の整備を進めている。その一環として、2012年11月に古河病院へも電子カルテの導入を決定した。本部主導による電子カルテの導入は現場にどのような影響を与えたのだろうか。

「オーダリングシステムから電子カルテまでTIS主導だったからこそスムーズにシステムを一本化出来たように思います。
2012年3月にはPACS(医用画像管理システム)も導入したのですが、結果的にはTISが推奨してくれた医療情報システム(※SSI「NEWTONS」から、2012年の電子カルテ導入時に「NEWTONS2」へと更新した)が使いやすかったのではないか、と感じています。紙からPCへと業務を変えることで、これまでと方法がまるで変わったにもかかわらず、支障もなく"普通に使えている"という感覚が実は凄いことだと今改めて感じていますね」(福江院長)。

「電子カルテシステム」でのATOK利用イメージ

気づかないほど使い勝手が良いという凄さ

開院と同時のオーダリングシステム導入を経て、PACS、電子カルテの導入も非常にスムーズに行えた。しかし、電子カルテを導入した途端に従来通りの医療用語の変換ができなくなり、その時だけはスタッフたちからクレームが出た。オーダリングシステムで使用していた時はMS-IMEにそれまで蓄積していた辞書を登録して使用していたので、変換時にこれといった不具合は出なかったが、端末自体に診療科ごとの先生やスタッフたちが変換情報を学習させていたため、電子カルテに変換情報が移行できず、電子カルテ導入とともに端末に記憶させた変換情報はすべて使えなくなってしまった。「本来は電子カルテと同時に導入する予定だったATOKが、1ヶ月ほど遅れてしまったのです。そのあいだはとにかく変換が大変でした(苦笑)。"胸部"さえ一発変換できなかったですからね。ところが、ATOKを入れた途端に一気にクレームが消えました。実は私も使ってみてその快適さを改めて実感しています。変換の学習能力に加えて、ログインすればどの端末でも自分のPCと同じ環境で入力ができる快適さはほんとうにありがたいですね」(福江院長)。実際に、スタッフの中にはATOKを導入したことに気づかないまま使っている人もいたのだとか。「でもそれは"気づかないくらい使い勝手が良い"という証拠だと思います」(福江院長)。

電子情報化を機に更なる他病院との連携を目指す

徳洲会グループでは、既に屋久島や宮古島など離島にあるグループ病院での電子化も進めており、遠隔診療を導入するなど電子情報化に伴った連携が図られている。さらに、「今後考えているのはTISでバックアップをしっかりと取っておくということです。そうすれば、例えば震災が起こり病院のサーバーが使えないようなダメージを負ってもデータはなくなりません。そうすれば数時間で復旧することもできるので非常に有効です」(福江院長)。グループでの連携だけにとどまらず、電子情報化を契機に地域のクリニックとの連携も積極的に展開していきたいとも。「情報は電子カルテによって透明性のある情報にすることで、患者さんの正確な情報を地域で共有することで、より充実した診療を受けられるようにしていきたいですね」(福江院長)。

さらに今後はiPad(電子タブレット端末)の導入も視野に入れている。「将来的には回診での診療も電子カルテ化して、データが残せるようにできればと思っています。電子タブレットを導入すれば紙資料の多い会議をペーパーレス化にすることも可能でしょうし、作業の効率化だってますます図れるでしょうから。なるべく早い段階で導入したいと考えています(福江院長)。

医療情報化の背景

病院の移転・開院を契機にわずか1ヶ月半の準備期間でオーダリングシステムを導入

前身の三和記念病院をケアミックス病院として移転するのを契機にオーダリングシステム「NEWTONS」を導入。ドクターが少ない病院にこそ、電子情報化し作業効率を上げることが必要であるという考えからMRIの導入を見送ることでオープニングコストを捻出、オーダリングシステムの一斉導入を決定した。わずか1ヶ月半の準備期間ながらPCに不慣れなスタッフへのPCゲームなどを使った"トレーニング"も奏功した。

ATOK導入の理由

ATOKの導入が遅れた事で、変換ソフトの重要性をあらためて痛感

グループで電子情報化を進めている徳洲会の標準の仕様ということで、ATOKを導入。しかし、電子カルテシステム導入からATOKの導入が1ヶ月遅れたことで、院内では変換に関するクレームが噴出。それまではMS-IMEに辞書ソフトを覚えさせて対応していたが、はからずも変換ソフトが入っていない状態で1ヶ月間電子カルテを扱う事になり、改めて変換ソフトの重要性と利便性を痛感することになったという。

ATOK導入の成果

変換に対するクレームが使っている人たちも気づかないうちになくなった

なによりも噴出していた変換に対するクレームが一気になくなった。電子カルテを使っている先生やスタッフたちもATOKの導入に気づいていないことが、何よりも快適に使えている証拠だということで評価は高い。さらに、端末を変えてもログインすれば、自分のPCの環境で入力できる利便性から、作業効率が飛躍的にあがった。その手応えから今後は、回診や会議でも使えるタブレット端末の導入も視野に入れている。

掲載元 株式会社ジャストシステム


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