徳洲会インフォメーションシステム株式会社

SERVICE業務内容

コラボレーション実績

徳洲会グループとのコラボレーションとは

徳洲会グループは、71の病院をはじめ約400の医療・介護施設を全国に展開しています。各病院の電子カルテサーバをクローズドネットワークで接続して医療データを集約、現在累計1300万人分を超える徳洲会メディカルデータベース(Tokushukai Medical Database:TMD)を構築・管理しております(詳細は『徳洲会ビッグデータ』のページをご参照ください)。

私たちはそれぞれの研究分野・専業分野をお持ちの研究機関様・企業様と医療ビッグデータを利活用したコラボレーションにより、医療DX等の革新的な取り組みを支援させていただきます。こうした徳洲会グループとのコラボレーションについてご相談・ご検討を希望される方は、下の問い合わせフォームから入力をお願いいたします。

次に3つの実績をご紹介いたします(各事例の詳細は『徳洲新聞』ページをご参照ください)。

実績紹介

医療AIプラットフォーム技術研究組合様(HAIP)

新型コロナウイルス感染症重症化予測等のAI開発のため、徳洲会グループはいち早く日本医師会(日医)AIホスピタル推進センターに、新型コロナウイルス陽性患者様で重症例のCT画像と臨床データを提供いたしました。

そのAIホスピタル事業での実績を認められたことにより、2021年4月1日に設立された非営利共益法人「医療AIプラットフォーム技術研究組合」(Healthcare AI Platform Collaborative Innovation Partnership、略称「HAIP」)に組合員として参画し、医療AIサービスの普及・発展のため、医療データ提供およびAI開発環境検証、セキュアなネットワーク設計等でご協力しております。

表:HAIP組合員(2022年7月現在)

画像診断AI(シーメンスヘルスケア)

一般社団法人徳洲会とシーメンスヘルスケア(東京都)は、2019年にAI(人工知能)を用いた画像診断の共同研究に関する契約を締結しました。
徳洲会グループは、その研究活動を支える基礎となるデータ提供やシステム導入作業等に注力しました。

現在徳洲会グループ病院の一部では、このコラボレーションで開発した画像診断補助システムを利用することで、医療サービスの変革が進みつつあります。また、その補助システムを用いて医師の負担を軽減するなど、病院の医療の質と量の向上に取り組んでおります。

図:AI画像診断のイメージ

シーメンスヘルスケアと共同研究(徳洲新聞)
https://www.tokushukai.or.jp/media/newspaper/1171/article-1.php

国の事業である医療情報データベース(MID-NET®)

MID-NET®は、匿名化した膨大な医療情報を活用し医薬品などの安全対策に資する国のデータベース基盤整備事業で、1000万人規模のデータベース構築を目指しています。徳洲会グループはこのMID-NET®にも2011年からデータを提供しており、現在協力している全国の23病院のうち10病院が徳洲会グループ病院であり、さらに徳洲会グループの10病院が協力予定であり、その規模と共にデータ統一性のレベルの高さにおいても存在感を示しております。